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[プレスリリースより]シャープがロボット掃除機に挑戦!6月上旬にココロボ(COCOROBO)を発売。

<今回の主役はこの商品>
シャープ ロボット掃除機 ココロボ RX-V80
最安値は77,000円付近

シャープ ロボット掃除機 ココロボ RX-V80

シャープ ロボット掃除機 ココロボ RX-V100

dmy

このページの下部にはココロボの動画もありますよ。
5月8日の家電系企業のプレスリリースから。
プラズマクラスターで有名な家電メーカー、シャープ株式会社が、6月上旬にプラズマクラスター搭載のロボット掃除機を発売するそうです。
シャープが公表したプレスリリース原文はこちらで確認できます。(シャープのサイトへ移動します)

国内の大手有名メーカーが”製造した”ロボット掃除機はココロボが初めて。

昨年(2011年)あたりから「もう知らない人はいないのではないか」というくらいに広く認知されてきた「ロボット掃除機」ですが、実はあの有名な「ルンバ」以外はあまり知られていません。
それもそのはず。日本の大手有名家電メーカーが製造したロボット掃除機というものが、今日(2012年5月9日)現在、まだないからです。

唯一、東芝が2011年から「スマーボ」というロボット掃除機を販売していますが、実はこれは韓国のサムスン電子が製造・開発している商品で、OEM品として東芝に供給されています。
なので、「東芝が製造開発した」とは言えないんですね。

ということで、「国内の有名大手家電メーカーが作ったロボット掃除機」としては、実際のところココロボが初めて、と言えるわけですね。
(大手メーカー以外では、国産ロボット掃除機はすでに登場しています。)

人工知能「ココロエンジン」を搭載。充電量や掃除の状況によって「気分(機嫌?)」が変化するらしい…

ココロボの大きな特徴としてまず挙げられるのが「人工知能を搭載していること」でしょうか。
この人工知能、「ココロエンジン」という名前まで付いているようです。

ココロエンジンは、充電量や掃除の状況によって気分が変化するらしく、同じ指示に対してその時々で異なるリアクションをするようです。
シャープの公式サイトの言葉を使うと、「光や言葉、ダンシングを組み合わせた反応をする」とのことです。
このあたりはこのページ(シャープ公式サイト:「おしゃべりしたりダンスしたり、リアクションが楽しい。」)を見るとわかりやすいですね。

さらに上位機種RX-V100には「音声認識機能」が搭載されているようで、しゃべって指示ができるみたいです。
それだけでなく「ボイスコミュニケーション」機能というまであり、会話ができるとのこと。
認識可能な音声は30種類以上、話せるセリフは50種類以上。「愛してる」「助けて」「おっとっと」など、本当に必要なのかどうかわからないくらいの言葉まで入っているようです(笑)

このコミュニケーション機能、もうすでに筆者は笑いをこらえながら書いているのですが、まだビックリすることがあります。
「上位機種は関西弁が設定できる」らしいのです…
もうお腹が痛いので、多くは語りません。とにかく「オモシロイ」掃除機であることは間違いなさそうです(笑)

機嫌がどうだとか、さらには関西弁がどうだとか。
「この機能って、必要ですか?」と思うのですが(笑)、でもマジメに考えてみると「話題性」としては抜群ですよね。
正直、実用性の観点から見ると「必要ない」ような気もするのですが、「ネタにせざるを得ないオモシロさ」と言いますか。
ネットで随分おもしろおかしく遊ばれそうな予感がします。

お部屋をキレイにする能力には自信アリ!?自慢の強力吸じんシステムと赤外線センサー。

これだけで紹介を終わってしまうと「ただのおもしろグッズwww」に成り下がってしまいそうなので、「きちんとした製品だぞ!」という側面もアピールしておきましょう。

ココロボには約14000回/分の高速・大風量の回転ターボファンが搭載されています。
この回転数はかなり強力な吸引力を生んで、床面のホコリなどを強力に本体に吸い込み、排気を上部に吹き出すみたいです。

シャープ公式サイトの言葉を使えば、「フローリングの目地の奥のゴミから畳やカーペットのホコリまでしっかり吸いこむ、日本の住まいを考えた強力吸じんシステム」とのことです。
ルンバなど、外国製のロボット掃除機ではできない優位性を出そうとすると、やはり日本のメーカーらしく「日本の住まいを考えた」ということが求められるとは思いますね。

さらに、多くのロボット掃除機に搭載されているセンサーは「赤外線感知センサー」であるのに対し、ココロボは「超音波センサー」を搭載しているようです。
超音波の利点は、赤外線では検知しにくい透明なガラスや黒い家具もしっかり検知できること。
これによってより精度の高いお掃除が可能になるようですね。
ちなみにこの機能は「エコロケーションテクノロジー」と呼ばれ、本体前方3か所の超音波センサーで障害物を回避する仕組みになっているとのことです。

また、ココロボの充電池は他のロボット掃除機よりもかなり強力なリチウムイオンバッテリーになっているらしく、それによってこのターボファンのモーターも強力にできたという話です。
ただ、充電式の家電製品はバッテリー性能がそのまま価格にも影響しますので、「強力なバッテリーを使う」=「価格も高くなる」とは思います。
実際に発売当初のココロボの想定価格は下位機種のRX-V80で8~9万円台、上位機種のRX-V100で12~13万円台のようなので、これだけの価格だとかなりの吸引性能がないと、満足されるものにはならないかもしれませんね。

その他、スマホ連携機能やプラズマクラスター7000など、機能は盛りだくさん。ちょっとお腹いっぱい…

ココロボには他にも機能があります。
まずはプラズマクラスター7000を搭載していること。
本当に最近はどんなものにもプラズマクラスターを搭載してきますね。
「シャープと言えばプラズマクラスター」…納得です(笑)

そして上位機種RX-V100にはスマートフォンと連携ができる機能もあるようです。
このあたりはまた別に記事にして、くわしく見ていこうと思います。
コミュニケーション機能も、あれだけで特集を組んでみたいくらいですし、とにかく、ココロボには1ページに放り込むには多すぎるほどのオモシロさがあるようです。
到底、このページだけでは対応しきれませんので、店頭に登場するまでに、また何度か取り上げてみたいと思います。

(消費者がココロボに求めたかったものは?)

最後に、ココロボ公式サイトと動画を紹介しておきます。
シャープのココロボ公式サイト:http://www.sharp.co.jp/cocorobo/

<今回の主役はこの商品>
シャープ ロボット掃除機 ココロボ RX-V80
最安値は77,000円付近

シャープ ロボット掃除機 ココロボ RX-V80

シャープ ロボット掃除機 ココロボ RX-V100

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筆者の第一印象での期待度:2

(2012年5月9日に書きました。By びりー@最安値探索スタッフ

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